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1月6日は「公現祭」(フィンランド共和国)

1月6日はフィンランド共和国の祝日「公現祭」です。

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「公現祭」はどんな日?

十二夜(Epiphany Eve)のようす(Unsplash/Public Domain)

「公現祭(こうげんさい)」とは、キリスト教西方教会における祝日で、イエス・キリストの姿を通して神の教えが人々に伝えられたことを祝います。フィンランドをはじめイタリアやオーストリアなどの多くの国で”Epiphany”として祝日となっています。なお、土曜日や日曜日と重なった場合は有給休暇扱いとなります

公現祭の祝い方は国によって様々です。フィンランドでは、公現祭で再びクリスマス料理を食べる人が多く、クリスマスの飾りやイルミネーションを片付けるのもこのタイミングとのことです。

フィンランド・エスポ―

公現祭の日を寒中水泳で締めくくる人もいます。フィンランドの人々にとっても極寒であることは間違いありませんが、”洗礼”を意識して泳ぐのだそうです

フィンランド共和国ってどんなところ?

森と湖とオーロラの国

フィンランド・リエクサ

フィンランド共和国は北欧・スカンディナビア半島の東、ロシアと国境を面する位置にあります。国土の7割が森林におおわれているとともに、周囲の長さが200メートル以上の湖が6万も点在しています

フィンランド全体が冷帯・寒帯に属しています。南部は海流の影響から比較的温暖で四季もありますが、北部は湖が凍結し雪に閉ざされるかなり厳しい冬を迎えます

フィンランド・ラップランド

写真の北部ラップランド地方はオーロラ観測地として知られており、1年のうち200日はオーロラを見ることができるそう。

サンタクロース村

フィンランド・サンタクロース村

フィンランドの北部、北極線上にサンタクロース村があります。サンタクロースオフィスやサンタクロース郵便局などがあり、季節を問わず観光することができます。1年中いつでもサンタクロースに会って記念写真を撮ることができるそうです。

なお、本物のサンタクロースは村からさらに300キロメートル離れた山中で妖精と暮らしているとのこと。

サンタクロース村を通る北極線(”ARCTIC CIRCLE”)

基本データ

  • 面積:33.8万平方キロメートル(日本の約0.9倍)
  • 人口:554.1万人
  • 首都:ヘルシンキ
  • 言語:フィンランド語(公用語)、スウェーデン語(公用語)、ロシア語、サーミ語など
  • 宗教:キリスト教福音ルーテル派78.3%、無宗教19.2%

 

参考文献など

画像:Unsplash(特記なき場合)
データブック オブ・ザ・ワールド 2022(二宮書店)

bank-holidays.com
finnishpod101.com
gift-manners.shaddy.jp
Wikipedia(公現祭)
Wikipedia(サンタクロース村)
visitfinland.com

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