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1月15日は「ジョージ・プライスの日」(ベリーズ)

1月15日はベリーズの祝日「ジョージ・プライスの日」です。

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「ジョージ・プライスの日」はどんな日?

ジョージ・ケイドル・プライス(1919-2011)
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=63907826

ジョージ・プライスは中米の国・ベリーズの政治家で、ベリーズの独立に貢献しました。彼の業績をたたえるため、誕生日である1月15日が祝日となっています。

プライスは、2回にわたりベリーズの首相を務めました(1961年~1984年、1989年~1993年)。彼の先導により、1981年にベリーズは平和的にイギリスから独立しました。プライスはベリーズの「国家の父」と言われています。

ベリーズの国鳥・オオハシ(トゥーカン)

2021年に行われたプライスの献花式で、人民連合党委員長・ヘンリー・チャールズ・アッシャーは次のように語りました。

「これほど多くの国家的英雄がいるにもかかわらず、国家の父はたった一人であり、それはジョージ・プライス閣下です。この国が一つになり、団結し、ジョージ・プライスの日をその象徴として祝うことが重要なのです。」

ベリーズってどんなところ?

中米・豊かなサンゴ礁とマヤ遺跡の国

ベリーズ・キーカーカー島

ベリーズは、中央アメリカに位置する熱帯の国で、国土の大部分が熱帯雨林におおわれています。沿岸部にはマングローブやサンゴ礁が広がっており、豊かな自然で知られています

農業が主要産業で、砂糖、バナナ、柑橘類などの生産が盛んです。近年は観光業にも力を入れています。

ベリーズ・アルトゥン・ハ遺跡 太陽神の神殿

ベリーズを含むユカタン半島一帯は、4~10世紀ごろにマヤ文明が栄えた土地でもあります。写真のアルトゥン・ハ遺跡は、西暦250年から275年ごろのマヤ文明の遺跡です。7世紀に全盛期を迎え、海上交易で栄えたと考えられています。

マヤ文明と言えば、2012年に人類が滅亡するという流言で話題になりましたね。

ベリーズでダイビングを楽しもう

ベリーズ・キーカーカー島のマナティ

ベリーズはキーカーカー島をはじめとして、ダイビングのスポットとしても有名です。サンゴ礁の島であるキーカーカー島では、ウミガメやマナティに会うことができます。マナティに出会えなくても、サンゴ礁の絶景を海中から楽しめます。

ブルーホール
(パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1813649による)

ダイビングのほかにも、サンゴ礁でできたブルーホールを見ることができます。キーカーカー島からセスナで遊覧飛行ができるようです。カリブ海の絶景を空から楽しむのは至高でしょう。

基本データ

  • 面積:2.3万平方キロメートル(日本の約16分の1)
  • 人口:39.8万人
  • 首都:ベルモパン
  • 言語:英語(公用語)、スペイン語、クレオール語、マヤ語、ガリフナ語、ドイツ語
  • 宗教:キリスト教カトリック49.6%、プロテスタント31.8%

 

参考文献など

画像:Unsplash(特記なき場合)
データブック オブ・ザ・ワールド 2022(二宮書店)

bank-holidays.com
officeholidays.com
tabimosaic.com
Wikipedia(George Cadle Price)
Wikipedia(アルトゥン・ハ)
Wikipedia(2012年人類滅亡説)

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