1月21日はバルバドスの祝日「エロール・バロウの日」です。
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「エロール・バロウの日」はどんな日?
エロール・バロウは中米の国・バルバドスの初代首相で、「独立の父」と呼ばれています。バルバドスは1966年11月30日に独立し、同時にバロウが首相に就任しました。彼の功績をたたえるため、彼の誕生日である1月21日が祝日となっています。
バロウは、首相在任中には無償教育や保険制度の導入、健康政策の改善、観光業の拡大などを行い、独立後のバルバドスを支えたことが評価されています。
1989年には彼の誕生日が祝日となり、また空港からの主要な高速道路には彼の名前が付けられました。
1998年には国民的英雄10人のうちの1人として宣言され、バルバドスでは4月28日の国民的英雄の日が祝日となっていることから、バロウは2つの祝日で記憶されていると言えます。
バルバドスってどんなところ?
カリブ海に浮かぶサンゴ礁の島
バルバドスは中央アメリカ・カリブ海に浮かぶ島で、島の全体がサンゴ礁でできています。カリブ海に連なる西インド諸島の中では、最も東に位置する国です。
熱帯気候に属し、海岸線の距離は約97キロメートルの小さな国ですが、山、海、ビーチ、洞窟など豊かな自然を持ちます。
主な産業は観光業や農業で、さとうきびやココナッツ、バナナなどの生産が盛んです。原油の産出を活かした石油製品や、ラム酒などの食料品の輸出を行っています。
まさに楽園!名所が多数
首都のブリッジタウンは「ブリッジタウン歴史地区とギャリソン」として世界文化遺産に登録されています。曲がりくねったイギリス式の旧市街とカリブ海の文化が融合した美しい市街地が広がっています。
美しいビーチはもちろん、ハリソンズ洞窟では鍾乳洞を見ることもできます。海、街、洞窟とカリブ海を全身で体感できる国だと言えるでしょう。
基本データ
- 面積:431平方キロメートル(日本の約880分の1)
- 人口:28.7万人
- 首都:ブリッジタウン
- 言語:英語(公用語)、バヤン語
- 宗教:プロテスタント63.4%、カトリック4.2%
参考文献など
画像:Unsplash(特記なき場合)
データブック オブ・ザ・ワールド 2022(二宮書店)
officeholidays.com
skyticket.jp
Wikipedia(Errol Barrow)
Wikipedia(Geography of Barbados)